山形市の北東に位置し、安定感のある台形の山容が印象的な山で、昔から楯山地区のシンボルとして親しまれてきました。山頂では、市北部と月山・葉山などを眺めることができます。また、三吉大明神の祠がお祀りされています。
登山口はJR仙山線楯山駅に近く、県内外から多くの登山客が訪れています。案内板や登山道も整備されており、楽しく登ることができます。道中ではショウジョバカマ・カタクリ・山桜・山つつじ・ヒメサユリ・ヤマユリ等の花々も鑑賞でき、特に5月は、山つつじの美しさが素晴らしいです。
- 風間不動コース ◎片道:45分
- 楯山駅から、東(左手)に大岡山を見ながら山寺街道を南に進み、東に折れて直進した先に南登山口があります。杉林を進むと風間不動尊につきあたり、御堂を下手に見ながら、雑木林の中をジグザグに登ると、尾根に出ます。北東(左手)に進んで急登を越えると山頂への道に合流します。
※登山口には2~3台分の駐車スペースがあります。また風間不動尊の御堂の左手からは、清水を汲むことができます。 - 七曲りコース ◎片道:45分
- 楯山駅から山寺街道を渡って東に進み、農道を歩いた先の、北登山口から登ります。“七曲り”と呼ばれる稜線の鞍部に出るまで、急坂が続きます。“七曲り”で南西(右手)に折れ、さらに急登を越えると大岡山山頂に着きます。山頂近くの、風間不動コースとの合流付近で、姥神様の石像が出迎えてくれます。
- 風間山・旧松茸山コース ◎片道:1時間10分
- 楯山駅から山寺街道を渡って、住宅地の細い道を進むと見えてくる赤い鳥居が登山口となります。鐘つき堂のある薬師堂、山神神社の境内を過ぎると山道に入ります。通称“旧松茸山”の尾根筋を歩いて山頂に着いたら、南西(右手)に向かっていったん下り、鞍部の“七曲り”で七曲りコースと合流します。再び30分程登ると大岡山山頂です。