面白山の名前の由来は、「白い山」と言う意味の「ツラシロヤマ」と呼ばれていたことから来ていると言われています。
周辺には登山道が多数あり、南面白山と共に初級者から健脚者まで楽しむことができます。また交通アクセスも良く、JR仙山線面白山高原駅を降りてすぐ登山道に入れます。
眺望は面白山・南面白山共に抜群で、月山、朝日連峰のほか、南東北の名だたる名峰が望めます。新緑・紅葉の季節には県内外から多くの登山客が集まります。隣接する紅葉川渓谷の散策もおすすめです。
- 長左衛門平コース ◎片道:3時間40分
- 面白山高原駅を降りてすぐに登山道入り口があります。滝を目にしたり、吊橋を渡ったりして、渓谷沿いのブナ林をしばらく進みます。その先は沢筋を登っていくため、何度か渡渉の必要があります。沢沿いの道を登りきると長左衛門平に出て、北(左)に進むと稜線となり、眺望が良くなります。中面白山を通り、尾根道を進むと山頂に着きます。
- 天童高原コース ◎片道:2時間
- 天童高原から、西尾根コースと呼ばれる比較的平坦な道をたどり、長命水、三沢山を経由するコースです。三沢山から面白山間は見晴らしが良くなります。三沢山から面白山間に急登がありますが、全体的に傾斜は緩く、初級者向きです。
※面白山高原駅から天童高原へのアクセスも可能です。 - かもしかコース ◎片道:2時間40分
- 面白山高原駅を出て、線路上に掛かる林道の橋を渡った先から「かもしかコース」の登山道に入ります。長左衛門道との交差までは起伏に富んだコースになります。長左衛門道交差を越えると、急な登りが面白山山頂まで続きます。雨の日には非常に滑りやすくなるため、下りは注意が必要です。