二ツ森は尾花沢市にある山で、標高742mの北峰と標高695mの南峰からなる双耳峰です。特徴的な山容と頂上からの360°のパノラマなど、気軽に散策できる山として人気があります。馬に乗せる鞍に似ているその山容から、地元では「荷鞍山(にくらやま)」と呼ばれています。なお、2020年に北峰までの登山道が切り拓かれ、南峰・北峰の双方に登頂することが可能になりました。
- 二ツ森登山コース(南峰)◎片道:1時間
- 国道347号から㈱BELL・FARMに向かう道に入ります。登山口は放牧場の先にあります。登山口前の駐車場から登山道に入り、北峰と南峰の鞍部へ向かいます。特に秋は紅葉の美しいコースです。途中、融雪期と梅雨時にしか見られないのぼり滝を見ることができる展望台への分岐があります(登山道から展望台まで徒歩約5分)。鞍部からは急な坂になりますが、徐々に視界が開けてきます。山頂には二鞍山猿田彦命大神の石碑があり、眼下に尾花沢市街、東に奥羽山脈、西に月山や朝日連峰、視界がよければ鳥海山まで見える絶好の眺望スポットです。【アクセス道】牧場内を通行。見晴台より先は未舗装路。【駐車場】20台程度【トイレ】なし
- 二ツ森登山コース(北峰)◎片道:1時間30分
- 2020年に切り拓かれたルートです。北峰と南峰の鞍部までは南峰と共通です。
鞍部から北に向かうと「交通安全大明神」があり、その先を刈払に沿って進むと北峰の急斜面へと取り付きます。
設置されたロープや岩のマーキングに沿い、急斜面を若干東(右)に巻く形で登りきると山頂です。
山頂は南方向と北西方向に眺望があり、天気の良い日は月山や鳥海山も望むことができます。
全体として急斜面が続くので、上りだけでなく特に下りは注意してください。【アクセス道】(南峰と共通)【駐車場】(南峰と共通)【トイレ】(南峰と共通)