神室連峰の南端に位置し、神室山まで縦走する登山道の入り口となっている山で、気軽に登れる山として新庄市民に親しまれています。山頂からは神室連峰の山々と、遠くに鳥海山・月山・葉山といった東北の名だたる名峰を望むことができます。
登山道から山頂への稜線に出てすぐに見える「杢蔵山荘」は、「新庄自然に親しむ会」の手によって建てられた小屋で、寝具や炊事具、薪ストーブのほか、バイオマストイレも完備されています。
- 山屋コース◎片道:2時間30分
- 山屋キャンプ場跡地から未舗装の林道を進むと左手に登山口があります。スギの植林地を過ぎると一ノ滝の滝音が聞こえてきます(滝まで降りる道あり)。三ノ滝を過ぎて沢の二股を右へ入り、沢が細くなるにつれて、道は稜線を目指して急傾斜になります。稜線に出て、山荘から5分ほどでブナ林の中の水場に着きます。ブナの美林を抜け、稜線に出て左に進むと山頂です。【アクセス道】未舗装路(砂砂利)あり。車高の高い四輪駆動車なら支障ないが普通車の走行は要注意。【駐車場】登山口直近に未舗装の駐車スペースあり。5台程度。【トイレ】なし