樽石山は葉山の一部であり、樽石集落から連なる山です。
樽石山登山口までの道中には、卒業がない学校「樽石大学」、里の名水・やまがた百選「いたや清水」、白蛇の滝、樽石山の生き物等について学べる「観察センター」等があります。また、登山道の途中には行僧侶の社務所跡や里の名水・やまがた百選「清水衛殿(スズエデン)」、一千万ドルのドウタンを巡ることができます。
- シャムコース◎片道:2時間30分
- 村山葉山のシャムコースを利用するコースです。車を観察センター手前の駐車場に停めて出発です。観察センター手前の分岐を右に進むと、直ぐに左への分岐が現れ、ここから本格的な登山道が始まります。杉林歩きからブナ林の一本尾根道歩きに転じ、登り上げると左に鉄塔へと向かう分岐点が現れます。鉄塔手前の広場を右に進み、鉄塔の下を直進、水場である沢を越えたところに標識があり、左へ進みます。ブナの原生林を眺めながら、行僧侶の社務所跡、一千万ドルのドウタンから少し進んだあたりの1,155m地点が樽石山頂となりますが、山頂標識や明確な三角点はありません。【アクセス道】舗装路【駐車場】登山口から30mほどのところに駐車スペースあり(一部のみ舗装)。30台程度。【トイレ】なし。登山口から50mほど西に樽石観察センターがありそちらを使用するとよい。
- 清水衛殿コース ( 通行禁止 )◎片道:-
- シャムコース登山口から左手に入り、清水衛殿を経由しながら進むコースですが、コースの大部分が藪化し、荒廃しているため、現在通行が出来ません。但し、清水衛殿からブナ林コースを巡る周回ルートは通行可能ですので、シャムコースの帰路に、ブナの樹林歩きを楽しみつつ、清水衛殿のマイナスイオンを浴びながら心身のリフレッシュをされてみてはいかがでしょうか。