徳網山にはブナの原生林が広がり、登山道でその美しさを十分に堪能できます。春には新緑のブナ林や群生するユキツバキの花々、秋にはブナの黄葉に加えて、山頂付近に群生するナナカマドの燃えるような紅葉が楽しめます。
山頂は大変見晴らしが良く、360度の大パノラマが広がり、北に朝日連峰、南に飯豊連峰、西に日本海、北東に祝瓶山と白太郎山を望むことができます。
また、毎年開催されているイベント「雪の学校」の、“マタギと森のハイキング”の場所としても親しまれています。
- 徳網山登山コース◎片道:2時間
- 登山口周辺の杉林を抜けるとブナ林に入ります。道はブナなどの落ち葉でふかふかの絨毯の上を歩くような感じです。北西方向へ尾根筋を登っていくと、右手の樹間に徳網山の姿が見えてきます。稜線に出て右(北東方向)へ曲がると、しだいに木がまばらになって痩せ尾根となり、山頂に到達します。山頂手前は一部岩尾根になっているため、注意が必要です。【アクセス道】未舗装路あり。凹凸はあるが普通車でも支障なく走行可能。【駐車場】登山口直近に未舗装の駐車スペースあり。6台程度。【トイレ】なし