やまがた山

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山のご案内
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(村山)葉山         はやま

1462m
片道:1時間30分~4時間
6月~10月
体力度:3 技術的難易度:A

畑コース~岩野コース周回

 寒河江市、村山市、大蔵村の境に位置する「葉山」は奈良時代から続く修験道の山でした。また、古くから農民の作神の宿る山として山岳崇拝の対象でもあり、人々は季節の折々に山に登り、五穀豊穣を祈ったそうです。江戸時代初期までは羽黒山・月山とともに出羽三山の一山に数えられていました。現代では市民の山として親しまれ、新緑の季節から紅葉の季節まで、アプローチもよく手軽に登ることができ賑わいを見せています。
 山頂近くまでブナ林が分布し、県天然記念物に指定されているトガクシショウマをはじめ、サラサドウダン、ハクサンシャクナゲ、チングルマ等多くの高山植物、さらに動物ではタヌキ、テン、ツキノワグマ、ハクビシン等が生息します。
 頂からの展望が良く、山形県内の日本百名山(月山、大朝日岳、鳥海山、蔵王山、飯豊山、吾妻山)全てを一望できる稀有な山でもあります。

寒河江川からの遠景
[畑口]登山口の葉山市民荘
[畑口]お花畑から小僧森を望む
[畑口]お花畑付近から紅葉の小僧森
[畑口]おおつぼ石
山頂からの展望(右が月山)
十部一峠口駐車スペース(登山口直近)
山の内口駐車スペース(登山口直近)
山の内口駐車スペース(登山口2㎞手前)
コース紹介
コース紹介
畑コース◎片道:3時間
畑コースは美しいブナの原生林や、村山地域を一望できる展望台、絶景の「大つぼ石」等のオススメビューポイントを抱え、「奥の院(白盤神社)」までの中腹に「小僧森」、「大僧森」、「葉山山頂」と3つの頂を越える、登り応えのあるコースです。
駐車場は登山口手前にある休憩施設「葉山市民荘」が利用できます。また、葉山高原野菜の直売所や湧水「長命水」(里の名水・やまがた百選)等も楽しめます。
なお、村山市側から登る岩野コース、シャムコースとお花畑で合流します。【アクセス道】葉山市民荘(駐車場)まで舗装路。その先、登山口までは砂利敷林道(徒歩20分程度)となる。【駐車場】葉山市民荘に20台程度。【トイレ】葉山市民荘に水洗トイレあり。
山の内コース◎片道:4時間
最も登山時間が長く体力を必要とし、途中には岩場もあり難度は高いですが、展望に恵まれたコースです。大鳥居から始まる林道の終点が登山口、ここに車を停めて登り始めます。ブナの原生林の中、急な尾根道を進むと1時間ほどで滝見台、美しい糸滝が迎えてくれます。その後、難所の鳥帽子岩はザイルを使い登り、古御室山の斜面を巻きながら暫く進むと湿地帯に出ます。更に、左に座禅石への道を見ながら進むと、山頂と奥の院への分岐点です。展望は奥の院のほうが開けています。【アクセス道】未舗装路あり。凹凸はあるが普通車でも支障なく走行可能。【駐車場】登山口直近に未舗装の駐車スペースあり。6台程度。2㎞手前にも駐車スペースあり。【トイレ】なし
十部一峠コース◎片道:1時間30分
登山口から1時間30分程で頂上に着ける、複数ある葉山のコースの中でも最も気軽に登れるコースです。登山口までの林道はダート区間となっており、道幅も狭いため走行には十分注意が必要です。また、林道の車止め付近は、数台分のスペースしかないので、駐車の際はご注意ください。

※登山口に向かう国道458号は例年11月中旬~翌年6月中旬まで冬季閉鎖。【アクセス道】未舗装路あり。凹凸はあるが普通車でも支障なく走れる道。【駐車場】登山口直近に未舗装の駐車スペースあり。3台程度。100m手前に3台程度、50m手前に5台程度。【トイレ】なし
肘折コース◎片道:2時間30分
スタート直後から登りが続き、道幅も狭く、滑りやすい箇所も多数ある中級コースですが、その分登りきったときの達成感は格別です。途中、ミズなどが豊富に自生する区間もあり、季節によっては山菜採りも楽しめます。登山口には5台ほどの駐車スペースがあります。

※登山口に向かう国道458号は例年11月~翌年6月中旬まで冬季閉鎖。
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