やまがた百名山周辺の山小屋について紹介します。
山小屋は、設置形態により管理者が異なるため、山小屋に関するお問い合わせは、それぞれの山小屋のページに記載された連絡先へお願いいたします。
やまがたの山小屋エリアマップ
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山小屋の種類
山小屋は、「営業小屋」と「避難小屋」に大別されます。
【営業小屋】… | 管理人が常駐して営業している山小屋。素泊まりだけでなく、寝具や食事の提供を受けられる小屋もあり。 |
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【避難小屋】… | 緊急時の避難を主目的とした山小屋。夏場の混雑期に管理人が常駐する場合も。基本的に寝具や水、食事の提供はなく、登山者が持参する。雨風をしのぐための簡易的なシェルターのようなものから、数十人以上が寝泊まりできる複数階建のものまで様々。積雪時の出入り口が確保されるなど、冬季も利用可能な場合が多い。 |
山小屋の一般的なルール・マナー
清潔の維持
同泊者や次の人が気持ちよく使えるよう、小屋内の清潔を維持し、ゴミは全て持ち帰りましょう。水場は登山者にとって最も大事なもののひとつですので、残飯などで汚さないように注意しましょう。
トイレは小屋によっていろいろな形態がありますので、注意事項をよく読んでから使用しましょう。水溶性のトイレットペーパーの利用が基本ですが、山岳地の小屋への荷上げには多大な労力と費用が掛かりますので、自分で利用する分は自分で持参しましょう。また、協力金を求められる場合がありますので、小銭があると便利です。
火気の使用
調理や暖を取るための火気の利用については、それぞれの小屋の注意書き等に従いましょう。火の不始末には特に注意が必要です。また、気密性が高い小屋では酸欠や一酸化炭素中毒につながる場合もあるので、換気にも十分に注意しましょう。
戸締りは確実に
山小屋を利用した後は、戸締りをしっかりとしましょう。ただでさえ厳しい気象条件下にある山小屋では、戸締りが不十分だと風雨の流入や雪の吹き込みなどが発生してしまい快適な利用ができなくなるうえ、建物の寿命を縮めてしまうことにもつながります。
利用協力金
避難小屋の中には、利用者から募る利用協力金で維持管理を行っているところがあります。小屋の維持管理のため、利用者としてぜひご協力をお願いします。
他の利用者と
良好なコミュニケーションを
小屋についたらまず、他の利用者と挨拶を交わしましょう。登山道の状況など、情報交換はその後の山行に非常に重要です。万が一、遭難した場合の手掛かりにもなります。
夏休みや連休等の混雑時には、収容人数を大きく超える登山者が利用する場合があります。混雑時には限られたスペースを多くの人が利用することになりますので、自分の装備品を広げてスペースを占有したりしないよう、譲り合いの気持ちを持ち、楽しい山行の思い出を残しましょう。
早出早着
山中でのリスクをなるべく減らすには、早出・早着が原則。早朝には出発して、15時には小屋に到着できるような山行計画を立てましょう。
それに伴い、小屋内での就寝時間・起床時間もおのずと早まります。睡眠時間の確保は安全な登山の基本。食事や歓談は他の利用者の迷惑にならないよう注意しましょう。良好なコミュニケーションは大切ですが、遅くまでの酒盛りは厳禁。また、他の利用者が就寝中にガサゴソと大きな音を立てないよう、次の日の装備品の準備は早めに行いましょう。
やまがたの山小屋リスト
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